夏のフィルム自家現像。

どうもkashimasaです。
text記事を書くのはなにげに久しぶりかも。

関東甲信が今日梅雨明けしたようです。
さっきネットニュース見てたら33日連続雨天(過去最長)だったそうで、
雨でじめじめしてるのも気が塞いで嫌ですが、
こういきなり暑くなると、それはそれで良いとも思えない(わがまま)。

までも、kashimasaは寒いよりも暑い方が格段に耐性があります。夏生まれだからかな。

それはさておき、夏といえば言うまでもない暑さ。
暑い中外で撮影して歩くのも大変ですが(水分補給大事)、
帰って来てからも夏ならではの事象がいろいろあります。
夏の自家現像はヘタすると一番過酷なんじゃないかと思ったもので、
おもむろに記事更新をしようと思った次第です。

①ダークバッグの中が地獄

「わかるわー」という人が世の中にどれくらいいるのか不明ですが、
ダークバッグって通気性皆無ですよね。
光を通さないってんだから当然熱気も通しません。
裾が閉じたジャンパーのような形の袖のところに手突っ込んでゴソゴソやるわけで、
夏の暑い中、ジャンパーを腕に纏わりつかせて作業したら……おわかりですね?w

ただ暑いだけならいいんですが、人間は暑いと汗をかきます。
そして通気性皆無なためダークバッグ内の不快指数は鰻登りに上昇します。
「うげー気持ちわりい。早く終わらせないと」と焦れば焦るほどに嫌な汗が出て悪循環。
そしてフィルムの乳剤面はその湿気を吸収してベタベタしだします。
我慢の限界を超えてしまえば「はーもうやってらんねぇー!やめだやめだ!!」
せっかく撮影してきたフィルムを亡きものにしてしまいかねません。

そうならないための対策としては、

  • リール巻きをする前に部屋をキンキンに冷やしておく
  • 部屋が冷やせない場合は手だけでも冷やしておく
  • ダークバッグ内での作業時間を極力短くできるように練習をしておく

暑いのはどうにもならないんで、いかに暑さを回避するかが重要になります。
冷感素材のダークバッグとか開発されないかなー(されない)
あとあるとすれば、汗をかかないように体質改善(無理)

目標3分。それくらいならしんどくなる前に巻き終われるんじゃないかと。根拠ないけどね。

②現像温度が20℃にならない

最近は洗面台でお湯が使えないことの方が珍しいくらいで、
大体のおうちの洗面所(or流し台)には青と赤、水とお湯の蛇口がついているかと思います。
レバーを左右に回すことでお湯と水の配合比率を変えられる蛇口なんてのも割と普通ですよね。

で、そういう蛇口で温度を調整すればいくらでもお湯は出せる、つまり「冷たすぎる」問題は対処できるんですが、
一番冷たくした水が充分に冷たくない、今のような時期はこれまた問題なわけです。

現像液の処理時間を調べると、だいたい「20℃」で処理するように書いてありますが、
夏の常温の水って20℃以上がデフォですよね。室温と同じだから30℃くらいかせいぜい25℃くらい。
蛇口ひねって出始めの水なんてむしろお湯のことありますもんね。

で、これの対処法には2つの考え方がありまして、

  1. 「20℃の水」をなんとか準備しましょう。
    例えば、冷蔵庫にミネラルウォーターを冷やしておいて、それを水道水と混ぜながら20℃に調整する。
    ミネラルウォーターじゃなくても水道水を汲んで冷蔵庫で冷やしておけばそれでも問題ないか。
    より手っ取り早くは、水道水に氷を投入するという手もある。

    この方法の欠点は20℃ジャストにたどり着くまでがなかなか遠いということ。
    冷やした水に水道水を足していったらいつの間にか20℃を超えていて、また冷やした水を足して……と
    無限ループに入ると無駄に体力を消耗します。
    氷だと溶け残ってたらどんどん温度下がってっちゃうしな。
    基本、kashimasaはこういう作業に向いていない(ずぼら)のであんまりやりません。

  2. 現像の進み具合=温度x時間 つまり…
    そこでもう一つの考え方が、水温に合わせて現像時間を調整してしまうというやり方です。
    現像は化学反応なので、温度が高いほど、そして時間が長いほど反応が進みやすくなります。
    ということで水温が高いぶん現像時間を短くしてプラマイゼロにしてしまおうというわけ。

    この前現像したフィルム(一昨日と昨日アップした写真のやつですね)は、
    水温がどうしても25℃にしかならなかったので現像時間を1分短くしてみました。
    Fomapan400をRodinalの1+50で処理するとき、20℃で11分が標準らしいんですが、
    (MassiveDevChart情報)
    とりあえずキリよく10分でやってみて、結果、どうやらちゃんとうまくいったっぽいです。
    濃すぎでも薄すぎでもなかったからね。

    ただ、言うまでもなくこの方法には明確な基準がありませんので。
    温度が○℃上がるごとに現像時間を○分短くすればOKというような単純な話でないんです。
    フィルムの種類とか現像液によっても変わってくるだろうしね。
    それと極端な高温で処理をすると現像液とかフィルムが変質したりするかもしれない。
    熱湯で現像をしようというような人はいないと思いますがね。

    ただ、実際にやってみて思ったのは、ちょっとくらいの誤差はぶっちゃけなんとかなる。
    そもそも、現像時間のタイマーはどのタイミングでスタートさせるのかでもちょっとした誤差が出ますし、
    温度計で測った温度が正確とも限らないわけです(ただの棒温度計だと特に)。
    さらに言えば撮影時の露出設定(ry

まとりあえず、「今日は暑くて水温高めだからちょっと現像時間短くしとこー」くらいの感じでやってみて大丈夫ということですね。
大事な撮影とか、作品作りをするならいくらか実験と検証が必要でしょうね。

 

てことで、夏もフィルム写真を楽しみましょう。
暑い中出かけるのも大変ですが、今の季節しか撮影できないものもたくさんあります。
水分補給はこまめにね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です