長巻フィルムをパトローネに巻き取ってフィルムを量産できる装置、
「バルクローダー」の使い方紹介です。

長巻フィルムについてはこちら

必要なもの

  • バルクローダー本体
  • 長巻フィルム(ローダーにセットしておきましょう)
  • 巻き取り用のパトローネ
  • ビニールテープ
  • はさみ

今回使用しているバルクローダーはこれです↓

例によってB&Hで購入。こんなに高かったっけな。
ヨドバシでもLPLとかから出ているものが買えます。
そっちの方が高性能(駒数カウンターが付いてる)ですが、
2万くらいします。たけー。

使う前の準備

長巻フィルムをローダーにセットします。
大きな赤い蓋を回して本体を開けて、
箱から取り出したフィルムのロールを収めます。
中心に棒が出ているので、そこにフィルムを巻いている
「芯」を差し込みます。
そして最外周のフィルムを外に出る隙間のところに差し込んで
しっかりと蓋を元通り閉めます。

もちろん、この作業は全て
ダークバッグまたは暗室内で行う必要があります。

フィルム作り開始

kashimasaが使っている詰め替え用パトローネです。
普通のパトローネと同じに見えますが、

ちょっと力を加えるとこんな風に簡単に開けることができます。
逆に言えば落とした衝撃で開いてあぼーんということもあり得る。
諸刃の剣。

わざわざ専用パトローネを用意しなくても、
使い終わった後にフィルムを接いで使うことも可能。
そういう意味でもパトローネは壊さない方がいいかもね。

それでは実際の使い方。

上に付いている小さい蓋を開けるとフィルムがちょこんと出ています。

ここにパトローネの軸をテープで留めます。
長めにテープを使ってしっかり留めましょう。
巻き上げ動作でフィルムが軸から外れてしまうと
ダークバッグにカメラを入れてフィルムを回収することになります。

それと、軸の「出っ張りがある方」の向きに注意しましょう。
この向きの時に「右側」にあるのが正しい取り付け方です。
逆にしてしまうと、カメラに入れようとして
「あ……」ということになります。

ちなみにどちらも、よくやるんですよね……w

パトローネの本体を被せて、蓋を装着します。
後から取れたりしないように、
「パチン」となるまで押し込んで下さい。
小さくて作業しにくいですが、この作業の時に
あまりフィルムを引き出しすぎてしまうと、
後半で撮っても写らない範囲がどんどん長くなります。
できるだけ引っ張らないようにしながら作業してください。

蓋が装着できたら出っ張りを軽く回して、
テープの部分を軽くパトローネ内に巻き込んでおくと良いかも。
(時々、テープが引っかかって巻き取れないことがあるので)

ここまでできたら蓋を閉めて、巻き取り用のハンドルを差し込みます。
確実に奥まで差し込まないと巻き取れませんので注意。
軽く左右に回しながら「ザクッ」と入るポイントまで入れます。

もし蓋がちゃんと閉まらない場合は、
パトローネの取り付け方が何かおかしいはず。

ハンドルを何回転すると何枚撮りになるかの目安が書いてあるので
好きな枚数分だけハンドルを回します。
kashimasaはだいたい36枚撮りを作りますが、余白の部分も考慮して
31回転するようにしています。

巻き取り終わったらハンドルを外して再び蓋を開けます。
そしてフィルムを切って、巻き取り完了。
しつこいようですがここで長く引き出すと使えない部分が増えます。

切っただけのフィルムは最初から最後まで幅が同じなので、
カメラに装填する時のリーダー部分がありません。

はさみで斜めに切って細い部分を作ります。
市販品のように綺麗に切ってもいいですが、
ぶっちゃけこれでも使えます。細けりゃいいの。

ちなみに切れ端は現像薬品のテストなどに使えますので、
捨てずに集めておくと役に立つかもしれない。

詰め替え用パトローネの場合は特にですが、
フィルムケースに入れて持ち運び・保管しましょう。
落としたりして開いちゃうこともなくなりますし、
繰り返し使っていることでフィルムの出入り口のフェルトが
段々劣化して、光漏れしやすくなったりしますので。
Ilfordとかの黒いフィルムケースがおすすめ。

長巻フィルム1箱で20本分のフィルムが作れると先に言いましたが、
一気に20本作っても、撮る分だけをその都度作っても問題ありません。
いろんな種類のフィルムを使う時は分からなくならないように
ちゃんとラベルを付けた方が良いですね。

では、自作フィルムで撮影を楽しんで下さい!