Olympus XA

入手:2018年1月

1979年3月に発売されたオリンパスのコンパクトカメラです。
サイズ感はまさしくコンパクトカメラなのですが、
ただのコンパクトカメラよりは本格的に使える。
どう定義するかにもよりますが、どちらかといえば
「レンジファインダーカメラ」と呼ぶこともできそうです。

まじめに撮影するにはやはり一眼レフが使いやすいですが、
常に一眼レフを持って歩くのもなかなか大変だったりします。
そこでこういう小さいカメラでも常に持っていれば
いつでもどこでもチャンスを逃さずに済むわけです。

今までは小さい分何かが犠牲になっているような
コンパクトカメラを持ち歩いていましたが、
こいつはメインとしても充分使えるくらい本格的です。

そして、安く入手できる。
「ミノルタTC-1」とか「CONTAX T2」とか「Nikon 35Ti」とか
その辺の高級コンパクトカメラももちろん本格的ですが、
ちょっと普段使いするには高級すぎるんですよね。
その点、XAはいい感じに庶民的です。
悪くいえば「一見いいカメラには見えない」。
だからこそどこにでも持って行けるし、
盗まれるリスクも低くていいんですけど。

スライド式になっているカバーを閉めればこんなにスッキリした見た目。
レンズキャップをなくさずに済むのも地味に有り難い。

左側に縦に並んでいる数値はF値で、
レバーを上下させることで絞り優先AEが使えます。
ファインダー内にはシャッタースピードを表示する指針があるので、
頑張ればシャッタースピードをマニュアルで指定することもできます。
コンパクトカメラでこれができる機種はなかなかない。

レンズの下についているレバーを動かすと、
上からのぞき込んだ時にちょうど見える距離表示が動いて
ピント合わせもできる。
ファインダー内の二重像を合わせるので、
まさしくレンジファインダーなんです。

ところで、kashimasaが入手したこのXAは
距離表示がフィートで書いてあります。
ネットの写真を見るとみんなメートルで書いてあるんだが……。
輸出向けのものだったんでしょうかね。
あんまりここの距離を見て合わせることもないだろうし、
いいんですけど。

「フェザータッチ」というらしいシャッターボタンは
ボタンというよりもタッチセンサーのような感触です。
どこでシャッターが切れるか分からないので、ちょっと慣れが必要。

底部にあるセルフタイマーやバッテリーチェック、
そして逆光補正の機能を使うためのスイッチ。
セルフタイマーを使うときはこれが脚の役割をして
カメラが安定する……らしいけど本当かな。

モルト完全消失。w
今までモルトが無かろうが撮れれば気にしないで使っていましたが、
これに関してはモルトないと光線漏れしちゃうみたい。→ 実例
怪しい部分にビニールテープ貼って応急処置しました。

巻き上げは昔ながらの写ルンですスタイル。
これのせいでものすごいショボいカメラに見えますが、
機能としては申し分ない訳です。レンズも結構写りがいい。
35mmの画角は個人的にはちょっと物足りない(28mm好き)ですが、
気軽に撮影するにはちょうどいい広さなんですよね。

ピント合わせが正確にできるようになっていながらも、
絞りをF5.6、距離計を8ft(もしくは3m)に合わせると
パンフォーカスで何も気にせず撮れるモードにもなるし。
シャッタースピードはいい感じに調整してくれるので
ちょっと高性能な写ルンですとしても使える。
てか、結局そうやって使う方が多いんだよね。
だからXA2以降はレンジファインダーやめちゃったのかな。

28mmレンズならXA4があるじゃないかって?
そうやって誘惑するのやめてよね。w

2018/07/23追記:
気軽に持ち歩ける良いカメラを入手したと思ったんですが、
どうもシャッターボタンが良くない感じです。
シャッターを切る瞬間に露出計の針がピクっとしてるので
押してるのが伝わってはいるんだろうけど、落ちない。w
シャッターボタンの問題じゃないとなるともう手に負えないしなぁ……