Pentax SPF with SMC Takumar 55mm F1.8

入手: 2017年1月

父親から受け継いだ年季もののフィルム一眼レフ。
「カメラ機材をあまり増やさないようにしよう」と思っていたところで
これを思いがけず譲られてしまったので、
ついM42マウントのレンズやら、Pentax SP(先代機種)やら
うっかり増やしてしまった。

小学生くらいの頃に父親の部屋に片隅に置いてあるのを
見かけたことがあり、フィルムカメラを使うようになって
そのことを思い出す。
「確かPENTAXって書いてあったなぁ」程度の記憶から、
1970年代のPentaxの一眼レフをいろいろ眺めて、
KX?MX?それともLXだったらいいなぁなどと妄想。

もらえることを期待しながら
「フィルム一眼レフ持ってなかったっけ?」と詳しく聞いてみると
まさかのSPFというノーマーク機種。
Pentaxは1975年にKマウントという自社規格のマウントを採用したので、
1973年発売のSPFは辛くもさらに1世代前、60年代までのものと
同列に語られがちだったりするらしい。

M42マウント、当時は「ペンタックススクリュー(PS)マウント」と
呼ばれていたものらしいが、まさにねじが切ってあるだけ。
ボディにまさしく「ねじ込んで」使う。
そういうマウントが昔あったのは知っていたけど、
それが家にあるとは思わなかった。

古めかしい「ASAHI PENTAX」のロゴ。
上のダイヤモンドみたいなマークは「AOCO」と書いてあって
かつての社名(旭光学工業株式会社)の英語略記らしい。

巻き上げレバー付近。
マニュアル一眼レフはだいたいここは共通ですが、
やっぱり何となく古めかしさが漂っている。

50年近く前のカメラでありながら、
「開放測光」に対応しているので、それより後の時代の
マニュアル一眼レフとほとんど同じ操作で使える、
当時としては最新技術をつぎ込んだ(であろう)機種。
露出計が常にONになったままなので、
キャップしないで放置しておくとすぐに電池消耗する。

ただ、この機種は修理に出しても露出計が振り切れたままという
せっかくのSPFの特長を活かせない持病を抱えている。w
光にしばらく当てておいたらちゃんと動いたこともあったけど
すぐに使えないのではあまり意味がない……。

せっかくもらったので
どんどん活躍してもらいたい気持ちはあるのですが、
ケースに入ってしまってあったので外観がきれいで
ガシガシ使って傷だらけになってしまうのも申し訳ない。
(ちなみにケースは邪魔なので付けたくない人)

ということで、たまに思い出したように取り出して使うけど、
決して活用頻度は高くない。
でも、これはさすがにヤフオクで売る気にはなれない。
お守りみたいなもんですかね。